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ギターやエフェクター等、音楽機材のレビューや調整や改造(Mod)や自作について。

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2011.11.22 Tue BOSS PS-2 Digital Pitch Shifter/Delay

 
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ジャンク再生品。
症状はエフェクト音が小さい、フィードバック量がかなり少ない、発振しない。
色々試した挙句分かったんですが、C10のコンデンサが容量抜けしていたようで、これを交換したら治りました。
PS-2の筐体には基盤が2枚入っていて、しかもC10はその2枚に挟まれている(でも割と外側の方にあります)ので、パーツの交換には工夫が要ります。
結構似たような症状の個体も多いようなので、もしかしたら修理の参考になるかもしれません。

ディレイ部は基本的には普通のデジタルディレイです。
ディレイタイムは最長2秒と、現行のBOSS DD-3よりは長いです。
そのディレイ音の音質は、一昔前のデジタルといった感じの、ローカット気味な音で、徐々に音が籠っていくアナログディレイの対極という感じです。特にフィードバックを多めにして何度も何度も音を繰り返すと、ディレイ音がノイズっぽくなって消えていきます。この雰囲気は古いデジタルディレイならではのものかも。
フィードバックは100%以上に出来るので、発振させることが可能です。

ピッチシフター部にはインテリジェント機能は存在せず、そのピッチも上下1オクタープ固定、もしくはマニュアルで設定するしかありません。しかも、精度が悪いためか、トレモロもしくはヴィブラートが掛かっている風にエフェクト音が揺れます。まともなピッチシフターが欲しい方は、今更この機種を買うべきではないです。ですが、逆にこの音色を特殊なエフェクトとして使うのはアリだと思います。
有名な機能として、この機種はディレイ音だけでなく、ピッチシフト音にもフィードバックを掛けることが出来ます。単純にフィードバックを掛けるだけでも、ピッチの揺れも相まって妙な音を作り出すことが出来ますが、更にマニュアルモードで音程を原音に近づけていくと、ピッチシフターで発振させることが出来ます。
ピッチシフター選択時にTUNER OUTからはこれまたピッチ調整用の発振音が出ていますので、TUNER OUTとINPUTを連結してマニュアルモードでPS-2を発振器として操る、といった使い方も出来ます。

ボリュームポットも気の利いたものになっており、MIXが1:1の所にセンタークリックがあり、またディレイ音のみ、もしくはピッチシフト音のみを出力することもできるようになっています。些細なことではありますが、効果音作成用途に重宝すると思います。

また、本機はモードを切り替えても音が途切れないので、ピッチシフター部で出した音ををディレイ部に持ち込んだり、ディレイタイムをガクッと一気に変更したりできます。
これを利用して、ガーっとギターを一度鳴らして、ディレイモードでツマミやらモードスイッチをガチャガチャ弄っているだけで、轟音ノイズの壁を作りだすことが可能です。

通常のディレイ・ピッチシフターとしては既に時代遅れな本品ですが、だからこその面白さがあります。
とりあえず、ノイズ方面の方は持っていて損はないと思います。
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