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ギターやエフェクター等、音楽機材のレビューや調整や改造(Mod)や自作について。

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2011.03.17 Thu Danelectro FAB Echo D-4 mod

 

FAB Echoはかなり安価な部類のリバーブです。
厳密に言うと、リバーブというよりショートディレイに近いです。
値段に反して音質は悪くないので、そのままでも割と使えます。

このエフェクターにはPT2399という、エコー用ICが使われているようです。
PT2399は有名所ではRebote Delay、Echo Base、Deep Blue Delayなど、多くのデジタルディレイに組み込まれています。
そして、これらの回路構成はほとんど一緒なので、色々と応用が効く訳です。
今回はこのFAB Echoを小改造して、より汎用に使えるディレイにしてみます。

上の画像を参考に進んで下さい。
FAB Echoを分解すると大きな2枚の基盤が出てくると思いますが、より奥にある方を弄ります。

①ディレイタイムの可変
100kBのポットを追加し、ディレイタイムを変更できるようにします。
まずPT2399の6番ピンの先に繋がっている抵抗を外します。
次に6番ピンと、適当なグランドに線材をはんだ付けします(画像の水色丸の箇所)。
ICの足は折れ易いので注意してください。
この2本の反対側をそれぞれポットの2番と3番ピン(もしくは1番と2番ピン)に接続して終わりです。
ポットを置く場所は、電池ボックスの横が妥当だと思います。
電池ボックスに干渉する場所を切り取っていますが、それでも電池を入れるスペースは確保できます。

これで約1秒までのディレイが可能になります。
ただしこのICは400ms程度のディレイまでしか対応していないので、ロングディレイ時はディレイ音の音質が少し変化してしまいます。

②Repeat量の増加
Repeatポットの可変域を広げ、自己発振ができるようにします。
青丸で囲まれている、12kΩ(画像では既に外されています)か4.7kΩのどちらかの抵抗を変更します。
12kΩの抵抗をショートさせる方法だと、Repeatが半分を過ぎたあたりで発振し出すようになります。
これだと自分はやり過ぎに感じたので、やりづらいですが12kΩを4.7kΩで置き換える方法をとりました(だいたい9時以降で発振します)。
一番楽なのは右下の4.7kΩをショートさせる方法で、Repeatポットの発振しない範囲が多分一番広くなると思います(未確認)。

なんですけど、次の③のようにハイカットをしてしまうと若干発振しにくくなるので、アナログモードメインで使う方は12kΩをショートさせるのが最もいい?のかもしれません(4.7kΩに置き換える方法でも発振は確認しています)。

③アナログモード
デジタルディレイはディレイ音が低音から減衰していく傾向があると思うんですが、リピートごとに高域を削って高音の減衰を速くし、アナログディレイの雰囲気を出します。
Repeatポットの黄丸のピンを0.047μFのコンデンサでグランドに落とします。
かのDeep Blue Delayも、似たような位置に同値のコンデンサが付いているみたいですね。

元々のFAB Echoのディレイ音も、デジタルディレイながらクリア過ぎず適度なハイ落ちがあって好きなので、自分はスイッチで切り替え式にしています。
スイッチの収納場所は、2つのポットの間の位置に、赤いコンデンサ2個を逆側に付け直して作ってみました。
ハイカット用に付けるコンデンサも、場所を考えないと上の基盤とぶつかるので要注意です。

DANELECTRO ( ダンエレクトロ ) / FAB ECHO D-4
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Comments

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くら : URL mod使わせていただきます[e:257]

2011.12.19 Mon 17:51

はじめまして、くらといいます。
今このmodに挑戦させてもらってますm(_ _)m
前半はわかったのですがばコンデンサの切り替えスイッチのところがよくわかりません。よければ写真をアップしていただけませんかm(_ _)m

zuzuzaza : URL Re: mod使わせていただきます

2011.12.19 Mon 19:28

コメントありがとうございます。
現物はすでに売却してしまったので、思い出しながら書き込むことになりますが…

とりあえず、分からない箇所はスイッチの動作なのか、スイッチを入れるスペースの作り方なのかを教えてください。
もし分からない所がスペースの作り方でしたら、無理にポット二つの間に付けようとせずに、横の適当な壁に穴を開けて、そこにスイッチを付けてしまえばいいと思います。その方が失敗しにくいと思いますし。

くら : URL 返信ありがとうございますm(_ _)m

2011.12.19 Mon 21:29

コンデンサの裏から表への付け換えの意味がわかっていなかったのですが、コメントを書いた後に気づきました。すいませんm(_ _)m
横につける方法もあるんですね。ただブログの写真の切り替えスイッチの位置がかっこよかったのでそっちに挑戦してみます。なんかいい具合に丸く溝になっててるんですよね。

ちなみにスイッチはどんなものですか?

zuzuzaza : URL Re: 返信ありがとうございますm(_ _)m

2011.12.19 Mon 22:17

スイッチは小さい6P ON-ONトグルスイッチを使いました。
取り付け穴の直径が6mm程度の物です。
6Pなのはたまたま手持ちに3Pのちょうどいいスイッチが無かったためなので、3Pのものでいいと思います。

3Pスイッチの3本のピンのうちどれか2本を使い、
ピン1→Repeatポットのピン
ピン2→コンデンサ→グランド
…のように配線すればOKです。

パーツが基板実装なので細々した作業になるとは思いますが、頑張ってみて下さい。

くら : URL できました!

2011.12.20 Tue 14:30

返信ありがとうございます
無事できました
ただ途中、注意書きしてもらってあったにもかかわらずICの足を折るという失態をし、ICをけずって足を出しグルーガンで止める羽目になり、基盤をネジ止めするとバイパス音になってしまうようになってしまいました
多分ICの上に盛ったグルーが圧迫してるからだと思います。
下の基盤のねじ穴を少し削ったら直るかもしれないので試してみます

初めてのmodで失敗しまくりでしたが、かなり使えるディレイが手に入りました。ありがとうございますm(_ _)m

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